- 2023. 11. 18
島町より愛をこめて「富山より愛をこめて」編③
ワイヤレスのインナーイヤータイプのイヤフォンを使いこなす紳士になりたい、島町洋服中村です。
JBL Tune Flex Ghost Editionが欲しい。特につけていく場所もないけど。
これまでの 島町より愛をこめて「富山より愛をこめて」編
12月4日→10日の「WATARU FUJIE トランクショー @ KIJIAU nouveau」の告知のためにブログを書き始めた中村。
手元に届いた靴たちを眺めながら、イベントの告知をしようとするも、同梱されていた素敵なレザーグッズを発見。
「今日こそ靴について熱く語ってまいります。」と打ち込んだキーボードのキーが上がり切らぬうちにレザーグッズの紹介記事を書いてしまうのだった。
えー、大変お待たせいたしました。
島町洋服名物「前置き長い芸」にお付き合いいただきました皆様、誠にありがとうございます。
ここ数日にわたってお送りしてきた告知と宣伝のフリをしたサーガの最終章となります。
いわゆるエピソード3ですので、シューズの暗黒面に囚われてしまぬように気を引き締めてまいりましょう。
さて、ここまでに溜めに溜めて勿体ぶってまいりましたが、「WATARU FUJIE」プロダクトの魅力はとてもシンプルであるように思います。
趣を廃した言葉ですが、その魅力…「普遍性」と「プライス」について少しお伝えできれば。
革靴において「普遍性」と聞くと、“クラシック”という言葉を想起する方が多いかと。
ですが藤江さんの靴は、より正確な意味で”ユニバーサル”なデザインであると感じています。
特長的なディテールから発せられる主張はなく、「~らしさ」で簡単に語る事が出来ない中庸な靴。
スーツ専用でもなければ、男性専用でもない。
ゆえに、シーンやコーディネートの選択肢が大きく広がっているように感じます。
ビビッドな履き口に向かっての絞り、甲の部分のせり上がり。
履き心地の良さに繋がる、いわゆる機能的なシルエットではあるのですが、それがデザインの美しさに昇華されています。
履きやすくて美しい、上質なモノづくりを感じるシルエットです。
「リアルなファッションや、生活シーンに違和感を生じさせないデザイン。
それを感性だけではなく”言語化”できる理由をもって送り出部分にしている部分に共通点がある。」
ディレクターの藤江さんご自身も、プロダクトデザインについて近代建築やアップル社の製品などを引き合いに出されてご説明されていました。
デザインとしての普遍性が、使用機会の普遍性に繋がっている。
つまり、一緒に過ごせる時間がとても長いので、コスパに優れているといえます。
そこで「プライス」。
自分も同感ですし、藤江さんも語っているところで
「革靴はきちんと手入れを行えば20年は優に履ける。」ものでございます。
下記にプライスをご案内しますが、お買い物アシストとして、20年履いた時の1年あたりのお値段もご一緒にご案内。(…これ、皆さんしてますよね?)
・WF10 Cap Toe Oxford
(内羽根のストレートチップ)
¥81,400~:¥4,070~/年
・WF11 Plain Toe Oxford
(内羽根のプレーントゥ)
¥83,600~:¥4,180~/年
・WF12 Punched Cap Toe Oxford
(内羽根のストレートチップ、つま先のみの穴飾り)
¥82,500~:¥4,125~/年
・WF13 Semi Brogue Oxford
(内羽根のストレートチップ、靴全体に穴飾り)
¥86,900~:¥4,345~/年
・WF14 Full Brogue Oxford
(内羽根のウィングチップ、靴全体に穴飾り)
¥86,900~:¥4,345~/年
○12月2週目のトランクショーでは更にバリエーションを増やしてご案内予定です。
お選びいただく素材、ソールの形状などでお値段は変わりますが
価格帯としては「10万円で履けるオーダーシューズ」でございます。
たびたび申し上げております「”実額”としては安価ではないけれど、その価値のある」一足。
…長々書いておりますが、デザイン同様に”言語化”できる理由のある価格だと思っております。
プロダクトのポテンシャルを最も深く理解し、ご案内できる藤江航御大が当店に来てくれるのは12月の9日と10日でございます。
重ね重ねではございますが、12月4日→10日の「WATARU FUJIE トランクショー @ KIJIAU nouveau」に皆さま是非お運びくださいませ。
WATARU FUJIEファンの皆様、島町洋服ファンの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
…WordPressの文字数制限に引っかかる前に書ききれた!えらい!
ただ、想定よりもえらい時間かかってしまいました。申し訳ございません。
この事態を深刻に受け止めず、第三者委員会と仲良くやりながら、今後の告知も楽しくやってまいります。
皆さまいつでもお気軽に遊びに来てくださいませね。
かしこ