- 2025. 06. 21
島町より愛をこめて「セットアップにおすすめ」編
貯金ができる紳士になりたい、島町洋服の中村です。
あっ、比喩です。野球の話なのです。
球場に見に行った時…
バファローズ:3勝0敗(オープン戦の開幕戦ではチンチンにされましたが。)
タイガース:ここ6年間で負けたとこを見たことないです。
…めちゃくちゃ貯金してるわ。すでに貯金ができる紳士でした。やったね。
(あー銀行にも貯金できる男やったらなぁ。)

さてさて、夏におすすめの「仕立てのセットアップ」について
先のブログにて、そのハイクオリティな仕立てについてご案内差し上げました。
優れたパターン&ディテールを誇る「HITOYOSHI」さんのシャツアウターに
自称“ズボンに小うるさい店”の私がご案内差し上げるトラウザーズのセットアップ。
本稿では、そのシャツの軽やかさ&スーツの品格を兼ね備えた、ラグジュアリーなアイテムに
おすすめの羅紗をご紹介いたします。


まずはハイクオリティな生地を、コストパフォーマンス良くお求め頂ける
「incencia」シリーズからのご案内でございます。
ある意味、スーツのパロディともいえる今回のセットアップ。
“スーツらしい、定番の柄”でのお仕立てもおすすめです。
足元にはローファーやレザースニーカーを合わせて、品良く、スマートなコーディネートに。
お客様とのお食事や、休日のミーティングなどにマッチいたしますよ。
☆こちらの生地でのお仕立ては、(参考税込プライス) 71,500 yen ~です。

マルゾットのトロピカルウィーブは風通しがよく、ドライなタッチ。
スーツにするには少し薄めかな?と感じるところですが、セットアップにはピッタリ。
ひらひらと柔らかく、ドレープが効いたアイテムに仕上がります。
スマートなシルエットで綺麗なスタイルを目指すも良し、
リッチなゆとりを持たせたクラシックなシルエットでエレガンスを追求するも良し。
挑戦しやすいお値段もおすすめのポイントです。
☆こちらの生地でのお仕立ても、(参考税込プライス) 71,500 yen ~です。

英国製のオリジナルソラーロですと「しっかりし過ぎ」なのですが
軽さとしなやかさが“ちょうど良い”ものも、別途ラインナップしております。
加えて、ソラーロタイプの中では比較的お求めやすいプライス。
クラシックファッション好きにはお馴染みの生地ではございますが、
いざスーツとして着こなすには、少し勇気が必要かもしれません。
まずは、お気軽に涼しくお召しいただけるセットアップから挑戦してみてはいかがでしょうか。
☆こちらの生地でのお仕立は、(参考税込プライス) 77,000 yen ~です。

NIKKE社の名作「CUBA BEACH」はスーツ生地としてもはちゃめちゃにおすすめですが
シリーズの名前の通り、ビーチサイドをエレガントに楽しむようなスタイルにもピッタリかと存じます。
上の写真にてご覧いただいた、シャイニーカラーは特におすすめ。
コットンやリネンには出せない、
スーツ用のウールのポーラー生地ならではの、知的で上品なニュアンスが魅力です。
オレンジで仕立てた、ご試着用の見本が店頭にございます。
百聞は一見に~でございますので、是非お手に取ってご覧くださいませ!

☆こちらの生地でのお仕立ては、(参考税込プライス) 85,800 yen ~です。

William Halstead社の「EXPLORER」も定番のイングリッシュファインクロスとして
お客様のお召しにも、私自身のスーツやトラウザーズにも重用いたしております。
ドライタッチと確かなハリ・コシは夏を楽しむファッションアイテムに最適です。
立体的に仕上がることも、このクオリティの大きな魅力。
ゆとり量は控えめに、シャープに身体に沿うシルエットでのお仕立てがおすすめです。
こちらも店頭に見本がございますので、要チェックでございます!

☆こちらの生地でのお仕立ては、(参考税込プライス) 104,500 yen ~です。
そんなこんなのおすすめファブリック達でございました。いかがでしたでしょうか。
スーツよりも気軽に、品良く、(涼しく、)格好良くお召しいただくことがコンセプトでございます。
プライスも程よい加減になるような羅紗を中心にご案内差し上げました。
とはいえ、私ができるのはアイビー&クラシコの目線からのご提案。
ジャンルを超えた洒落者の皆様のアイデアも、是非お伺いできれば幸いです!

お洒落精鋭の集うところ天満橋にて、烈日の意気高らかな皆様のご来店お待ちしております。
かしこ