• 2025. 05. 07

島町より愛をこめて「富山より愛をこめて-2025春-」編

ラダーン祭りに呼んでもらえる紳士になりたい、島町洋服の中村です。

ラダーンフェスティバル!! by Sun. さん

さてさて皆さん、あなたのお洒落はどこから?

「足元から」とお答えあそばせたお客様。
5月23日&24日には是非、当店へお越しくださいませ。
今年も「WATARU FUJIE トランクショー @ KIJIAU nouveau」を開催いたします。

そりゃ、足元からだよね。

魅惑のオーダーシューズやレザーグッズについては、
熱く(長く)ご案内差し上げた記事達もご覧いただければ幸いです。

昨年の12月にも開催いたしましたトランクショーも大好評の大入りを賜りました。
お運びいただいた皆様、ご用命いただいた皆様、誠にありがとうございます。
素敵なオーダーの数々も追ってご紹介させていただければと存じます。

お客様に先んじまして、KIJIAU nouveauスタッフの靴たちをご紹介いたします。

岸本さんの1足目と僕の2足目。

WFシリーズの新しい木型…スクエアトゥでセミブローグをオーダー。
ワタル兄さん曰く「濃いめの茶色のボックスカーフが、なんとも男らしい」一足でございます。
ブログやライブなどでも、その”中庸さ”を魅力としてお伝えしてきたプロダクト達ですが
こちらは、クラシック成分がちょっぴり濃い目。
御大から「大人の革靴」をコンセプトに、物心ついてからは初めてのシングルソールを案内してもらいました。

ドレスな顔立ちのシングルソールでございます。

ビジュアルからは「なんとも男らしい」というよりは、
麗らかなビンテージシューズといった佇まいを感じました。
ところがですね…履いてみますとですね。

なんとも男らしいフィッティングだったんだこれが。

思わずラインで「ダイエット全然うまくいってないからかな?」なんて不勉強極まりない質問をしてしまうほど、キッチリピッタリだったのです。
当店が誇るアグレッシブベースライナーの岸本さんに「貰ったろか?」といわれる始末。
嫌だ嫌だー!男らしく履きこなすんだー!と(めちゃくちゃソフトに)地団太を踏んでおりますと、御大からお返事が。

「ボックスカーフは、名門タンナーのめっちゃ良い革だけど、最初がめちゃくちゃ堅いので”耐えてください”」

狂い火の王にさせる気やんかいさ

トレントくんとの友情を捨て、メリナに死ぬほど嫌われることを覚悟しながら
お店での室内履きとして耐えること2日目。

早くも耐えきりました。

不思議と初日の男らしさは鳴りを潜め、心地良いタイトさえ感じました。
やるじゃん、WFのニューラスト。

良い感じでやんす!
顔料染めのモードなテクスチャが素敵。

クレーでもハードでも、コートを問わず、アグレッシブ&コンフォートに駆ける事が出来る
ヴィブラムのVi-Lite #9105をアッセンブルした岸本’s スクエアトゥ。
章前の通り、クラシックなニュアンスを感じさせるアッパー。
対照的なイメージのカジュアル&レジャーなソールを合わせています。

ボリュームのあるソールが印象的。

真逆の魅力の2者を、破綻なく纏めている流石のデザイン。
「革靴=スーツ専用」なイメージの諸兄も多いかと存じますが、
年齢や性別、スタイルも越えてフィットするのがWATARU FUJIEの魅力でございます。

何に合わせて履こうかしら。

お仕事用の実用品として、コーディネートを愉しむ愛用品として…
ご用途を問わず、お履きになる方の人生を”楽しく鮮やかに”すること請合いの名品達。
5月の23&24日は大阪、天満橋のKIJIAU nouveauにて見て触れていただく事が出来ます。

近畿圏、関西の皆様!
この機会をお見逃し無きよう、よろしくお願い申し上げます。

かしこ