• 2023. 01. 26

紺のブレザーをみんなで着たいのだ。1

僕はちょっぴり鈍臭い二つボタンが好きなんですが、そこも自由に。

転んでも泣かない紳士になりたい、KIJIAU nouveau中村です。

世界一SEO対策ができているお洋服屋さんのブログを目指すべく、タイトルに言いたいことをコンパクトにまとめた結果もはやそれ以上でもそれ以下でもない心境です。

…でも頑張って書いて参ります!

さて、インスタグラムを中心に絶賛HOTワードとなっている
#島町トラッド でございますが、そのマストアイテムの1つが紺ブレでございます。
(2023年1月24日現在、95件投稿されてるうちの95件が僕の投稿なので、心ある皆様協力してください。)

紺ブレの魅力…古今東西の先達に語りつくされた感は否めませんが、再確認の意味も込めて皆様にお伝えしたいのです。

「型がある」ことで、すごく楽しいオーダーウェアになっているってことを!

ネイビーの表地にメタルボタン。

この型にハマれば、よほどの数寄者以外はそのジャケットを紺ブレと認識するはず。
そんな型の中で、粋な裏切りを楽しめるのが仕立ての紺ブレの魅力かと。

紺の濃淡、生地の織り方、ボタンの数、衿やベントやポケットの形…
オーダーアイテムゆえに調整できるディテールは枚挙にいとまないところです。

お揃いで着ると、ちょっと笑える。楽しい。

型破りを許容できる懐の深さは、ドレスアイテムとして愛された歴史の長さ、ワールドワイドに着用される普及性の高さから来ているのでしょう。
ご一緒に、節度と愛ある型破りを楽しんでいただければ幸いです。

そして、せっかくお仕立てのブレザーをお求めになるならもう1つ!
お身体と着用シーン、ファッションスタイルに合わせた「シルエット」も重要なファクターです。
(むしろこっちのほうが大事!って方もいらっしゃるかもしれませんね。玄人!)

肩の傾斜や立ち姿、ボタンや衿の位置、アームホールのボリュームなど…
こちらも型紙のレベルから調整を行うべく、きっちり採寸してお仕立ていたします。

冒頭で「言いたいことは言い切った」くらいのほらを吹きましたが
いざ書き始めるとこのありさま。

ディテールもシルエットも大切にされている紳士淑女の皆様に楽しんでいただくべく
大長編紺ブレシリーズについては今後も続いて参りますので、ぜひ気長にお付き合いいただければ幸いです。

かしこ